過食気味な私が「食欲を爆発させない」ためにやっている5つのこと

健康・美容

「食べたい」という気持ちを、意志の力でぐっと抑え込む。これができれば苦労はないんですよね。私も何度も「今日こそは」と決意して、そして何度もその決意は夜中に崩れました。

過食症気味な自分と付き合ってきて、ようやくたどり着いたのは、「我慢する」のをやめるという考え方でした。正確には、我慢しなくてもいいように、最初から食欲が爆発しない生活の方を作ってしまう。意志ではなく、環境で自分を守る、という方向に切り替えたんです。

今日は、私自身が今も続けている5つのことを紹介します。あくまで私個人の工夫であって、治療法ではありません。つらさが強いとき、自分でコントロールできないと感じるときは、どうか一人で抱えず、心療内科や専門医に相談してくださいね。その上で、誰かの暮らしのヒントになればうれしいです。

1. 食料品は「一手間かけないと食べられないもの」を置く

食欲が爆発するときって、たいてい「すぐ口に入るもの」が手元にあるときなんです。封を切るだけ、温めるだけ、その手軽さが引き金になる。

だから私は、家に置く食べ物を「一手間かけないと食べられないもの」中心に変えました。たとえば、すぐ食べられる菓子パンではなく、炊かないと食べられないお米。袋を開けたら終わりのお菓子ではなく、茹でたり焼いたりが必要な食材。

この「ひと手間」が、自分にとってのブレーキになります。手を動かしているうちに、「あれ、そんなに食べたかったんだっけ?」と冷静になれる瞬間が生まれる。衝動と行動の間に、ほんの少しだけ”間”を作るイメージです。

2. 割高でも「食べ切れる量」のものしか買わない

まとめ買いは確かにお得です。でも私にとって、家にあるストックは「お得」ではなく「燃料」でした。あればあるだけ、食べてしまう。残量が見えていると、それが頭から離れなくなる。

なので私は、たとえ割高になってもその日・その一回で食べ切れる量しか買いません。大袋ではなく小分け。徳用パックではなく一人分。

「もったいない」と感じる気持ちはよくわかります。でも、爆発して一気に食べてしまった後の自己嫌悪に比べたら、数十円の差なんて安いものだと、今は思えるようになりました。お金で「爆発しない環境」を買っている感覚です。

3. 買い物に、できるだけ出かけない

スーパーやコンビニは、食欲にとって誘惑のかたまりです。色とりどりのパッケージ、おいしそうな匂い、「期間限定」の文字。お腹が空いた状態であの空間に入ると、必要のないものまでカゴに入ってしまう。

だから私は、そもそも買い物に出かける回数を減らしました。必要なものは決めてから、まとめて短時間で。空腹のときには行かない。ネットスーパーを使えば、棚の前で誘惑と戦う時間そのものをなくせます。

「誘惑に勝つ」のではなく、「誘惑のある場所に身を置かない」。これだけで、無駄な戦いがぐっと減りました。

4. 中毒性のあるもの・”やめられない味”を選ばない

ファストフードや、バターたっぷりの高級クッキー。ああいうものには、一口食べると次が止まらなくなる、独特の中毒性があります。脂肪と糖と塩が、これでもかと計算されて作られている。一度スイッチが入ると、自分の意志ではもう止まれない。

私はこういう「やめられない味」を、最初から自分の選択肢に入れないことにしました。たまのご褒美に、とも思いましたが、私の場合はその一口がきっかけで崩れることが多かった。だから、いっそ近づかない。

味気ないと思われるかもしれません。でも、暴走しない穏やかな毎日のほうが、私にとってはずっと心地いいんです。

5. 居住空間・目に見えるところに食べ物を置かない

「目に入る」だけで、人は食べたくなります。テーブルの上のお菓子、キッチンに出しっぱなしの食パン。見えるたびに「食べようかな」という小さな声が湧いてくる。

そこで私は、生活の中心になる場所には、食べ物を一切置かないようにしています。リビングやデスクまわり、目に入る範囲はゼロ。食べ物は決まった場所にしまって、視界から消す。

見えなければ、思い出さない。思い出さなければ、食べたくならない。当たり前のようですが、この効果は本当に大きいです。「食べたい」という要求そのものが、そもそも湧いてこない環境を作る——これが私の5つの工夫の、いちばんの土台かもしれません。

まとめ:意志ではなく、仕組みで自分を助ける

5つを振り返ると、共通しているのは「食欲を我慢する」のではなく「食欲が湧かない生活を先に設計する」という考え方です。

意志の力は、疲れているときや弱っているときには簡単に折れます。でも、最初から誘惑が手の届かない場所にあれば、戦う必要すらありません。自分を責めるのではなく、自分が崩れない仕組みを、先に用意しておく。

もう一度だけ。これは私個人のやり方で、治療ではありません。もし今、自分の力ではどうにもならないと感じているなら、それは弱さではなく、専門家の助けが必要なサインです。どうか一人で抱えこまないでくださいね。

この記事が、同じようにしんどさを抱える誰かの、ほんの少しの肩の力を抜くきっかけになりますように。

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