54歳・無職がUR物件を手に入れるまで|私のUR物件の探し方・選び方

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前回の記事では、「なぜ私がUR賃貸を選んだのか」という気持ちの部分をお話ししました。礼金も仲介手数料も更新料も保証人もいらない。無職になった54歳の私でも、ここなら気持ちよく借りられる——そう感じた理由です。

すると、何人かの方から「で、実際どうやって探すの?」という声をいただきました。たしかに、肝心なのはそこですよね。今回は、実用編です。私が実際にやってみてわかった、URのちょっと変わった探し方と、物件選びで大事にしているポイントを、正直にお伝えします。

URの探し方は、ちょっと独特

まず最初にやることは、UR賃貸住宅の公式サイトで物件を調べることです。

▼ UR賃貸住宅 公式サイト(物件検索)
https://www.ur-net.go.jp/chintai/

エリアや沿線、家賃などで全国の物件を検索できます。まずはここで「気になる物件」をいくつか見つける。ここまでは、普通の賃貸サイトと同じ感覚です。

でも、URが面白い(そして少しアナログな)のはここからです。気になる物件が見つかったら、その物件を担当しているお店(窓口)に直接行くのが基本の流れになります。ネットで完結、とはいかないんですね。最初は「えっ、わざわざ?」と思いましたが、慣れると、人と話しながら進められる安心感がありました。

人気物件を狙うなら「毎日、電話」

ここがいちばんURらしいところかもしれません。

人気の物件は、空きが出てもあっという間に埋まります。どうしてもこの物件、という強い希望があるなら、毎日その担当のお店に電話をして「空きが出ていませんか?」と直接聞くのがいちばん確実だと教わりました。アナログですが、これが効くそうです。

そこまでのこだわりがない場合は、もっとラクな方法があります。窓口に行って、希望の物件を「お気に入り」としてひとつ申し込んでおくと、その物件が空いたときに連絡をくれるのです。私はこの方法を使っています。毎日電話するほどの気力は、正直ありませんでした(笑)。自分の性格や希望の強さで、使い分ければいいと思います。

物件の種類が豊富で、選ぶのが楽しい

URと聞くと「古い団地」というイメージがあるかもしれません。でも実際に見てみると、種類がとても豊富です。駅に近い新しめの物件もあれば、室内をリフォーム済みのきれいな物件もある。同じURでも雰囲気はかなり違います。あれこれ見比べているうちに、物件探しそのものが少し楽しくなってきました。

無職の私でも借りられる、その仕組み

いちばん気になるところですよね。私は無職ですが、URには無職でも借りられる仕組みがちゃんとあります。私が説明を受けたのは、主に次の2つの方法でした。

  • 家賃の数年分にあたる貯蓄があることを証明する
  • 1年分の家賃を前払いする

正確な基準額は物件や時期によって変わるので、ここでは断言しません(詳しくは公式サイトや窓口で確認してください)。ただ、私の実感としては、前払いの方が手続きとしては手軽かなと思っています。

そしてもうひとつ、私が安心したのが年齢制限がないこと。高齢の方でも同じ条件で貸してもらえます。普通の賃貸だと、年齢や無職を理由に断られたり、よくわからないまま不利な契約をさせられたり……という心配がつきものですが、URはそのあたりが公的でクリア。借りた後も、不具合があればURに言えば直してくれるので、気持ちがとてもラクです。

申込み・内見・契約の流れ

内見は、私もちゃんと行きました。団地なので間取りや雰囲気は基本的に似ていますが、リフォーム済みの部屋だと、ぐっと印象が変わります。やはり自分の目で見ておくと安心です。

ひとつ注意したいのが、家賃は契約日から発生するということ。前もって借りておく(前借り)はできません。なので、入居したい時期から逆算して、その少し前から本格的に物件を探すのがコツです。探し始めるのが早すぎると、いざ入居の頃には状況が変わっていることもあります。「空いている物件の中から、そのときに選ぶ」——これがUR探しのリアルなところです。

契約時に必要な書類は、申込み方法(貯蓄証明か前払いか)によっても変わります。これも公式サイトや窓口で最新の案内を確認するのが確実です。

私が物件選びで大事にしたこと

最後に、私自身が「ここは譲れない」と思った選び方の軸をお話しします。これは人それぞれだと思いますが、ひとつの参考になれば。

  • ひとり暮らしの母の家から、電車の便がいいこと。これがいちばんの優先事項でした。これからの暮らしを考えると、行き来のしやすさは外せません。
  • できればジムが近いと理想でしたが、URは駅から少し遠い物件が多く、ここはなかなか難しいところ。すべてを叶えるのは欲張りだと割り切りました。

選びながら気づいたこともあります。駅近の物件は新しいURが多く、その分家賃も高め。「URだから安い」というのは、実は思い込みでした。子育て世帯向けの家賃補助がある物件などは別ですが、それ以外は近隣の相場とそう変わりません。ただ、団地なので建物の造りはしっかりしている——この安心感は、URならではだと思います。

もうひとつ、見落としがちなのがエレベーターの有無。エレベーターのない物件もあり、その分、家賃は安くなります。私は2〜3階くらいなら階段でもいいかな、と考えています。そんなに頻繁に出たり入ったりする暮らしではないので。「自分の暮らし方に合っているか」で選ぶと、無理に条件を盛らずにすむ——これも、身軽な暮らしの考え方に通じる気がしています。

もっと詳しく知りたい方へ(参考動画)

URの探し方や申込みは、文章だけだとイメージしづらいところもあります。私が「わかりやすいな」と思った動画を2本ご紹介します。

とくに2本目は、私が使っている「お気に入りで申し込んで連絡を待つ」やり方にも近い内容で、参考になると思います。

まとめ

URの探し方は、最初こそ「アナログだなぁ」と戸惑いました。でも、窓口で人と話しながら進められて、年齢や無職を理由に門前払いされることもなく、借りた後の不具合まで面倒を見てもらえる。普通の賃貸よりずっと安心して進められる、というのが正直な実感です。

「URだから安い」わけではないけれど、「URだから安心」は本当でした。これから住まいを身軽にしたい方の、ひとつの選択肢になればうれしいです。次回も、54歳からの身軽な暮らしについて、等身大でお話ししていきます。

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